港の資材置き場のカラスの親子。1羽の子ガラスが親に甘えていました。1~3枚め、親に首のあたりを羽繕いしてもらっています。すごく気持ちよさそうです。4~5枚め、今度はごはんの催促でしょうか。今度は親鳥は無視しています。親鳥のそんな優しさと厳しさに接して子ガラスはカラスとして普通のカラスに育っていくのでしょうか。(1~3枚め部分切り取り、7枚めトリミング、7月撮影)
左が親鳥。右2羽が子ガラス。子ガラスが首の下を羽繕いしてもらっています。普段は自分の足でしかかけないところです。 頭を横に向けたり後ろに向けたりしていました。「あ、そこそこ」とか「こっちもやって」」とかいう感じです。 羽繕いのあとはごはんでしょうか、それともまたまた羽繕い? 同じ塀の少し横に場所に変えた親鳥のところに来てまた催促です。 すごくわかりやすいですね、催促する子ガラスと、ダメと言っている親鳥。 子ガラスの催促から逃れようと親鳥は少し横に移動しました。そうやって子ガラスの催促攻撃から逃れるのを何度か目撃しました。 場所を移動していますが、写真右のほう、子ガラスはまた親鳥の横にいます。左端も子ガラス。この日は風が強かったですが、この左の子ガラスは翼を広げて風に乗って浮かぶことに夢中なようでした。 Carrion crow, Panasonic Lumix FZ50 子ガラスの赤い口の中とカラスの瞬膜 子ガラスは口の中が赤いですが、この写真(左が子ガラス)でそれがわかりやすいです。右の親ガラスの口の中が赤くないのは陰になっているからではありません。目が青いのは瞬膜です。まぶたは上下に閉じますが、瞬膜は左右に閉じるようです。右の親鳥の目を見ると、右半分だけ瞬膜が閉じています。 おまけ カササギ(スズメ目カラス科)が鏡に映った像を自分と認識できるという実験結果の記事がありました。googleで カササギ 鏡 自分 認識 で検索するとヒットします。
by cbx400fk2
| 2008-08-28 08:11
| カラス
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Comments(6)
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magic-days at 2008-08-29 08:38
おはようございます。
夕べはそちらは、凄い雨だった様ですが、 大丈夫でしたか? 新幹線の中で夜明かしした方も居た様ですが・・・・ カラスの親子の様子がよく分かりますね。(笑 気まぐれさんのお写真だと子カラスの嘴が赤いのが よく分かります。 5、6枚目の子カラスの甘えっぷりは、 人間の親子でも、遊園地やおもちゃ売り場で 見られる風景で笑ってしまいました。 こうやって見ると、カラスは改めて頭が良いのだと 思います。 同じ兄弟でも1人甘えっ子がいると、もう1人は我慢して 逞しくなります。 人間と全く同じです。 今年は、私もカラスの子育てを何度か見ましたが、 気まぐれさんの観察には、お手上げでございます。 川が増水してるでしょうから、お気をつけて撮影して下さいね。
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magic-days at 2008-08-30 08:40
おまけのおまけ見ましたよ1
カササギは、ryoさんが言ってたけど九州・佐賀に 居る鳥でおめでたい鳥だそうです。 白黒で何でおめでたいのだろう?と 思っていたけど鳥類にない大きな脳の持ち主だったのですね? 1度見てみたいですね! 鏡見て毛繕いしてる所・・・(笑
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cbx400fk2 at 2008-08-30 12:34
magic-daysさん、
雨は同じ愛知県内の岡崎というところでは相当激しかったようです。 このへんはただの強い雨という程度でした。 よくわかりませんがカラスは犬や猫よりも頭が良いのではないかという気もします。 鏡に映った自分の像を自分と認識できたカササギという鳥はカラスの仲間です。佐賀県の県の鳥に指定されているようですね。。
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cbx400fk2 at 2008-08-30 12:35
magic-daysさん(つづき)
鏡を見て毛繕いしているわけではありませんが、自分の体に張られたシールを剥がそうとしているところの実験映像があります。シールは鏡を見ないと気が付かないような体の場所(首の下)に貼られていて、鏡の中に映っている、首のところにシールの付いた鳥が自分であることを認識できるからこそ、クチバシや足を使ったりしてそのシールを剥がそうとするというわけです。そのほか、鏡の後ろ側をのぞき込んだり、鏡の前で移動したりして自分の動きと鏡の中の像を確かめている映像などもあります。
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cbx400fk2 at 2008-08-30 12:39
magic-daysさん(つづき)
ドイツのゲーテ大学のHelmut Prior1、Ariane Schwarz、Onur Gunturkunという人たちの研究です。 http://biology.plosjournals.org/perlserv/?request=get-document&doi=10.1371/journal.pbio.0060202&ct=1 このページを下のほうにスクロールしていくと、Video S1 ~ Video S9 のビデオ映像があります(見れたり見れなかったりする映像があるようです)。例えば、Video S5 の鳥さんは一生懸命シールを剥がそうしとています。同じカササギでも自分とわかる鳥さんと自分とはわからない鳥さんがいて、Video S9の鳥さんは鏡の中の鳥を他の鳥と認識して攻撃的になっています。何やら小さい文字がいっぱいで見づらいページですが時間のあるときにでも覗いてみてください。
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magic-days at 2008-08-30 23:39
鏡の前のカササギさん見たかったですが、
Mac osは、ダメだそうです。 残念です! 素敵なのを紹介して下さったのに・・・ 有り難うございます。 又何か有ったらご紹介ください。
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■写真一覧(抜粋) 写真の説明・ブログ内記事へのリンク付 2006年~2008年9月分まで ■写真一覧(抜粋) flickr版 2006年~最近の分まで ■動画一覧 ■Panasonic DMC-FZシリーズを使っています。現在はFZ150を使用。これまでFZ7、FZ50、FZ100と使ってきました。 ■写真は特に断りがない限り、望遠端 1000mm 前後、手持ちで撮り、ノートリミングでアップしています。 ■FZ7では1010mm(テレコンDMW-LT55付)画素数3M、FZ50では1017mm(テレコン付) 画素数5Mが基本。撮影の詳細はこちら ■FZ100ではテレコンなしで1012mm(画素数5M)または1266mm(画素数3M)。撮影の詳細はこちら。 ■FZ7では自作照準器、 FZ50以降は市販の照準器を使っています。 フォロー中のブログ
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