港のカラスさん(その2)
その1の続きです。あらためて2羽のカラスさんのたちの紹介です。2羽ともハシボソガラスです。まず、なぜこの2羽を識別できるのかということですが、大きな港湾の埠頭の一角(この番の縄張り)にはカラスがこの2羽しかいないからです。そしてこの2羽が番であり、さらにどちらが雄か雌かは、この2羽が求愛給餌をする様子からわかります。また、2羽の区別は外見(クチバシ)やワタクシめに対する行動の違いからも区別できます。

寄り添う2羽。手前が雌、奥が雄。この番の場合、雄のほうが雌よりもクチバシが大きめなので、単独で写っていても概ね2羽の区別ができます。(クチバシの大きさの違いよる区別はあくまでこの番の場合です。カラス全般に当てはまるかどうかはまったく知りません)
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上の写真の部分切り取り。クチバシの大きさに加えて、クチバシの鼻の穴あたりの羽(毛?)の生え際ラインの違いからも、この2羽をおおむね区別できます。
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この2羽は番なので相思相愛なのでしょうが、雌のほうが雄をかなり好きなように感じます。下の動画、雌はこのようによく雄に寄り添います。寄り添ってから低く鳴いていますが、まるで甘えて何かをおねだりしているように感じます。雄は雌よりもこちら(ワタクシ目)のほうが気になるようです。



下の動画、おねだりする雌。雄が水を飲んでいるところに雌がやってきて、羽をバタバタさせながら、雄から水を飲ませて欲しがっています。雄はそれに答えません。この雄、結構つれない態度なことが多いです。

Carrion crow, Panasonic Lumix FZ100 & FZ50


雄の態度がつれないことが多いのは、ひょっとしたら雄はワタクシめが近くにいる場合、ワタクシめの行動が気になっているから? とも思います。

(たぶん)仲の良い2羽だと思いますが、この2羽がヒナを連れているのを見たことがありません。ヒナを見たことがない最大の理由は、そもそもヒナと親鳥が一緒に行動する時期にワタクシめがほとんどこの場所に行かないからだと思うので、ほんとにヒナを全然育てていないのかどうかはわかりません。

ちなみに、2つめの動画で雌が羽をバタバタさせておねだりする様子はまるでヒナ鳥のように見えますが、この写真のカラスさんはたちはいずれも成鳥で、番です。口の中が赤くないこと、2羽による縄張り防衛の行動を何度か目撃しています。

焦点距離 いろいろ。静止画 FZ100、動画FZ50。動画は2009年5月撮影。
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by cbx400fk2 | 2011-05-11 17:21 | カラス
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